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京都ライブ

「本当だったら」の最終回。
本当だったら、今夜は京都「シルバーウイングス」だった。
かなり楽しみにしていたGW最終日の京都。
いつもは京都は「とろとろ」ともう一つもんどさんが祇園で企画してくれて、
そこには東くん夫妻やウッディ夫妻や山本(あえて呼び捨て。笑)やヒッキーと上海のモリシゲさん繋がりの皆さんを始め、原口純子ファンクラブ京都支部長の竹麿さんや天狗道の滋さん、邦さん。
それにもんどさんの同級生さんや今は京都では常宿のオーナー光さんとエーデルちゃんと。。。必ず来てくれる方が沢山^^
ですが、今回は東くんが「シルバーウイングス」を企画してくれた。
そしてゲストに上海からモリシゲさんを呼ぶと言うの!
「ダメ元でモリシゲさんに連絡してみました。もし叶えば泣きます」って東くんからmailが来て、後日「飛行機の手配出来ました」とmailが来た。

上海のモリシゲさんは。。。前にもここに書いたよね?
10年以上前の話、事務所に現金書留の不在が届いてて糸島の郵便局に出向いた。
差出人に「上海市 森」とある。窓口の若い子に「うえうみし?って何処?」と素直に聞くと、
「う〜ん?お待ちください、上司に聞きます」と奥に入って「上司もわからないそうです」と素直に答えた。爆
「ありがとう。帰って中を見るわ」って家に戻って開けてビックリ!中国の上海から!(◎_◎;)
そこにはCDの注文と「僕も学生の頃歌を作り歌ってました。いつの日かCDを作りたいと思っています。夢が叶えば送りつけますんで聴いてやって下さい」と手紙が添えられていた。
それから半年ほど経って、モリシゲさんからCDが届いた。
「今は上海でバンドを組んでライブをやってます。いつか原口さんを呼びたいです」とあり、そうそうちょうど上海万博があってる時だったな。
「是非上海行ってみたいです」と返事をして、私の夢もすぐに叶った。

モリシゲさんは、色々あって単身で上海に移り仕事をしていて、お休みの土曜日なのにする事もなく職場でパソコンをいじり、好きな歌を検索したりのネットサーフィンをしていて私のHPに辿り着いたそうです。
自分が昔夢見ていた事を女性が、しかもそう若くもない女がやってる事にとっても衝撃だったそう。笑
まず最初は「どうしても生のライブが聴きたい」って言ってくれてモリシゲさんの故郷岐阜の同級生さんに協力してもらってライブを企画してくれた。
みんなモリシゲさんがまた歌い始めた事をとっても喜んで、会場やお客様も手配してくれてモリシゲさんと私のライブが出来ました。
その時の傑作な話があってね。私とモリシゲさんの初顔合わせ。

モリシゲさんから「お客さんをどれだけ集めれるかも不確かなので良かったら「田舎に泊まろう」みたいに家に泊まりませんか?年老いた母が居て喜ぶと思います」って話になってたの。
名古屋の空港にモリシゲさんが迎えに来てくれて初顔合わせ。
そしたらね、サプライズ!って名古屋のKeyちゃんとお友達のチカちゃんって女性も空港に来てくれてね。
モリシゲさんが電話で席を外した瞬間、
「え〜、今初めて会った人でしょ?そこに泊まるの!大丈夫?良かったら家に泊まらない?」とKeyちゃんが言ってくれる。
まぁ、Keyちゃんは数年前からの知り合いで心知れてるってトコもあるし、女性だし。
って事で言い出しにくいわぁ〜と思いながら、
「モリシゲさん、やっぱり今日はKeyちゃん家に泊めさせてもらおうかなって思って、ごめんね」って言うと、
「ライブが終わってから名古屋まで帰るのはかなりありますよ。大丈夫ですか?とりあえずお袋がお昼を作って待ってるそうなんで良かったら皆さんも来られませんか?」ってモリシゲさんがKeyちゃん達も誘ってくれた^^

家に着くとモリシゲさん宅は古い大〜きなお宅で、お母さんはとても素敵な「田舎のお母さん」って感じ。
そして久し振りに上海から戻った息子とその友達の為にテーブルいっぱいにご馳走を並べてくれていた。
みんなでワイワイ食事して、モリシゲさんが席を外した時、
「純子さん、ここに泊まった方がいいわ。絶対いい!」って突然Keyちゃんがヒソヒソと言う。
モリシゲさんが戻り、また言い出しにくいわぁ〜と思いながら、
「モリシゲさん、やっぱり今日はここに泊めてもらってい〜い?」って言った(>_<)

食事が終わり、モリシゲさんは古いヤイリのギターを持っていて内臓のアンプが調子悪くてお店入りの前にヤイリに行きたいと言った。
そしたらね、なんと初めて会ったチカちゃんはヤイリの方とメチャ親しいそうで!
顔パスで2階にあげてもらい、メンテの松尾さんにモリシゲさんのギターを見てもらえた。
「これはかなり古いアンプだから在庫はないよね〜」って言いながら松尾さんは倉庫に出向き、「あった、あった」って手に持って戻って来た。
そんな貴重なアンプを無事に交換してもらってチカちゃんのお陰でお金も要らないって言ってもらってね。
なんか、不思議な忘れられない、ツイテる一日になった♪

そうそう、それからは毎年上海も呼んでもらって、上海にも知り合いが沢山出来た。
日本でも神戸のどっすんもそうだし、東北で毎年運転手をしてくれるゴロちゃんも元はと言えばモリシゲさんのブログ友達です。
そして、モリシゲさんが京都の大学だった事から大学の時の同級生や後輩の東くんも京都では必ず来てくれて、
もんどさんは昨年の祇園のライブは、モリシゲさんが学生の頃一番親しくしてた同級生のバンドマン「ウッディ」にオープニングをお願いしてくれて。。。
そしたら東くんが「今度は僕も一本企画させてください」って言ってくれて。。。

でね、今日だったの。
東くんがね「純子さん、いつか必ずやりましょう。モリシゲさん呼んで!」って言ってくれた。
「夢」なんて言うととても遠い感じだけど、
言葉にすると近くにやって来るような、そんな気がしてます。

逢える時に逢いたい人に逢いに行きたいんです。
ずっとずっとそうやって来たのに、今は我慢の時。
一日も早くまた逢いに行ける時が来るよう、心から祈ってます。