土佐のクジラ
仁淀川の花火大会の興奮も冷めやらぬ翌日は、昼間は松山との県境の「道の駅みかわ」までドライブした。
弘田さんの親友で松山の吉良さんと待ち合わせして、弘田さんの手作りの芽生姜を届けに行く。
配送業で同僚だった二人の昔話に1〜2時間程メチャ笑い、その後はいのに戻りちーちゃんの帰りを待っていよいよ今夜は「よさこい祭り」に繰り出す。
噂話を沢山聞いていたし「一度はよさこいの時期に来にゃ〜」って言われていて、それがこんなに早く実現するとは!
私は人混みが苦手で、福岡にいて「博多どんたく」も「博多山笠」にも行った事がないと言うのに!💦笑
3年振りの「よさこい祭り」で踊り子も熱い。
「おかえり、よさこい」と書かれた垂れ幕や団扇が目に入り、なんか泣きそうになる。
それでも規模を縮小して今年は2日間で、踊り子もいつもの半分の97チームだそうです。
アーケード街を次から次と踊り子たちが華やかな衣装に身を包み歌に合わせて踊る。
見てるこちらも熱くなって、団扇を仰ぎまくる!
22時の終了まで高知の町は熱く、明日の本番13時から開幕だそうです。
翌日は、朝から須崎に移動して娘たちと合流してから入野漁港に向かう。
5年振りのクジラの船に乗るためです。
25年前にひとりで船に乗った。
随分遠い沖までの間、イルカの群れが船のそばで遊ぶ。
船頭さんが「200頭はいる!」って言った。
そうしてると、大きなクジラが現れた。
それからは船の横をゆったりとクジラが泳いでくれた。
その翌年も船に乗った。
船頭さんが「もういいですかー?」って言うくらい、長い間クジラは船のそばにいてくれた。
それがね、
それから先は何度乗っても遠くにクジラの背が見える程度で、ホエールウォッチングのお姉さんに聞くと「クジラはだんだん遠くなってる」って話だった。
「高知で歌いたい!」ってみーんなにそう言って回って5年前、神戸のどっすんの紹介で「てびち」の二人組と高知「パラダイム」で初めてライブをした翌日にひとりで入野漁港まで行って船に乗った時も鯨は遠かった。涙
だからよ・・・
お天気も心配だったけど、やっぱり鯨は遠いんだろうなって・・・少し諦めてた。
それがね!
随分沖に出てから1頭のクジラを発見!
それからは船のそばを随分と長い間泳いでくれた。
1時間程して他の2艘の船が来て「まだクジラを見ていないらしく、場所を譲りましょう」と船頭さんが言った。
それからまたもっと沖に出たんだけど、現れたクジラはいつものように遠かった。
それでもね・・・
充分だった。
ありがとう。
あの日行く場所もなく、持ってるお金全部で行けるところまで行こうと汽車に乗った。
小倉から本州に向かうはずが「クジラに逢える町、大方町」と言う大きなポスターが目に飛び込んだ。
まだスマホもグーグル地図もなく、るるぶを買って汽車を乗り継いで入野漁港にたどり着いた。
そして、ずーっと船の横を泳いでくれるクジラに、私は救われた。
なんかね、いろんな悩み事がちっぽけに見えた。
翌日は四万十川の沈下橋に座り込み夕暮れまで。
そして、「帰ろう」って思った。
また来たよ。
「クジラに逢える町、大方町」
弘田さんの親友で松山の吉良さんと待ち合わせして、弘田さんの手作りの芽生姜を届けに行く。
配送業で同僚だった二人の昔話に1〜2時間程メチャ笑い、その後はいのに戻りちーちゃんの帰りを待っていよいよ今夜は「よさこい祭り」に繰り出す。
噂話を沢山聞いていたし「一度はよさこいの時期に来にゃ〜」って言われていて、それがこんなに早く実現するとは!
私は人混みが苦手で、福岡にいて「博多どんたく」も「博多山笠」にも行った事がないと言うのに!💦笑
3年振りの「よさこい祭り」で踊り子も熱い。
「おかえり、よさこい」と書かれた垂れ幕や団扇が目に入り、なんか泣きそうになる。
それでも規模を縮小して今年は2日間で、踊り子もいつもの半分の97チームだそうです。
アーケード街を次から次と踊り子たちが華やかな衣装に身を包み歌に合わせて踊る。
見てるこちらも熱くなって、団扇を仰ぎまくる!
22時の終了まで高知の町は熱く、明日の本番13時から開幕だそうです。
翌日は、朝から須崎に移動して娘たちと合流してから入野漁港に向かう。
5年振りのクジラの船に乗るためです。
25年前にひとりで船に乗った。
随分遠い沖までの間、イルカの群れが船のそばで遊ぶ。
船頭さんが「200頭はいる!」って言った。
そうしてると、大きなクジラが現れた。
それからは船の横をゆったりとクジラが泳いでくれた。
その翌年も船に乗った。
船頭さんが「もういいですかー?」って言うくらい、長い間クジラは船のそばにいてくれた。
それがね、
それから先は何度乗っても遠くにクジラの背が見える程度で、ホエールウォッチングのお姉さんに聞くと「クジラはだんだん遠くなってる」って話だった。
「高知で歌いたい!」ってみーんなにそう言って回って5年前、神戸のどっすんの紹介で「てびち」の二人組と高知「パラダイム」で初めてライブをした翌日にひとりで入野漁港まで行って船に乗った時も鯨は遠かった。涙
だからよ・・・
お天気も心配だったけど、やっぱり鯨は遠いんだろうなって・・・少し諦めてた。
それがね!
随分沖に出てから1頭のクジラを発見!
それからは船のそばを随分と長い間泳いでくれた。
1時間程して他の2艘の船が来て「まだクジラを見ていないらしく、場所を譲りましょう」と船頭さんが言った。
それからまたもっと沖に出たんだけど、現れたクジラはいつものように遠かった。
それでもね・・・
充分だった。
ありがとう。
あの日行く場所もなく、持ってるお金全部で行けるところまで行こうと汽車に乗った。
小倉から本州に向かうはずが「クジラに逢える町、大方町」と言う大きなポスターが目に飛び込んだ。
まだスマホもグーグル地図もなく、るるぶを買って汽車を乗り継いで入野漁港にたどり着いた。
そして、ずーっと船の横を泳いでくれるクジラに、私は救われた。
なんかね、いろんな悩み事がちっぽけに見えた。
翌日は四万十川の沈下橋に座り込み夕暮れまで。
そして、「帰ろう」って思った。
また来たよ。
「クジラに逢える町、大方町」